アボカドエッグトースト@EZ & Moss, London
人気のない静かなカフェで食事のあともゆったり読書とかしたいなあという時におすすめなのが、こちらのカフェです。
ロンドンの中心部よりやや北の地域にあるお店なので、お客さんはローカルな常連客が多い印象でした。
スクランブルエッグトーストが人気ということで注文しましたが、アボカド大好きなわたしは思わずアボカドも追加しました。
アボカドエッグトーストは家でもよく作りますが、落ち着いた雰囲気のお店で食べるといつもと違ったおしゃれな気分になります。
ふわふわのスクランブルエッグはとっても美味しかったです。きのことトマトのソテーも付いていて、栄養満点の朝ごはんでした。
EZ & Moss(エズ・アンド・モス)
住所:183 Holloway Rd, Lower Holloway, London N7 8LX
自然派イングリッシュブレックファスト@Cafe 33, Norwich
このカフェは、私が通っていた大学院があるNorwichという街の中心部にあります。
イギリスのカフェは all day breakfast といって一日中朝ごはんメニューを提供しているお店が多いですが、ここもそんなお店のひとつで、何時に行ってもイングリッシュブレックファストを食べることができます。
さらに、このお店は地産地消をポリシーにしていて、イングリッシュブレックファストの材料は全てローカルなものを使っているようです。
お皿に乗って出てきたのは、ベーコン、ウインナー、卵、マッシュルーム、トマト、豆のトマト煮込み、そしてサワードブレッドという少し酸味のあるパンのトースト。
食べてみて一番驚いたのは、ベーコンが塩辛くないこと!
ウインナーも素材の味を生かした薄めの味付けになっていて、朝に食べるのにはちょうどいい強さです。
マッシュルームもきのこの風味がしっかり感じられ、きのこ好きな私にはたまりませんでした。
一日分のエネルギーがばっちりチャージできるくらいてんこ盛りな自然派の朝ごはんでした。
Cafe 33(カフェ33)
住所:33 Exchange St, Norwich NR2 1DP
抹茶ラテとバナナブレッド@Curators Coffee Gallery, London
Curators Coffee Gallery(キュレーターズ・コーヒー・ギャラリー)
住所:51 Margaret St, Marylebone, London W1W 8SG
コーヒーとクロワッサン@The Department of Coffee and Social Affairs, London
The Department of Coffee and Social Affairs(ザ・デパートメント・オブ・コーヒー・アンド・ソーシャル・アフェアーズ)
住所:3 Lowndes Ct, Carnaby, London W1F 7HD
エクストリームイングリッシュブレックファスト@Pub love, London
もしもし下北沢/吉本ばなな
「ゆっくりゆっくり歩くのよ」
後に続く言葉は、
「私たちには時間だけはたっぷりあるんだから」みたいな感じだったと思います。
詳しい話もあんまり覚えてないけど、たしかお父さんに先立たれた親子が、
悲しみから立ち直りながらそれぞれの生き方を見つけていく
というようなお話だったと思います。
主人公の女の子は下北沢の小さい洋食屋さんの料理人になるんじゃなかったかなあ…
全体の記憶としてはこの程度ですが、主人公のお母さんが言った、
「ゆっくりゆっくり歩くのよ」という言葉は鮮明に覚えています。
時間がたっぷりあるというのは、
大学院生の私の状況をぴったりと言い表しています。
時間があるからこそ、ほかの人と自分を比べたり、
何をしてるんだろうって考えてしまったり、あれもしなきゃこれもしなきゃとか、
漠然と将来について考えて焦ってしまったり。
時間がなければ日々を送る間に忘れてしまうような些細なことが
延々と頭の中を巡って、焦燥感と、まだ何者にもなっていない自分の存在だけが
強調されてしまう日々。
そんな時にこの言葉をふと思い出しました。
ゆっくり歩いてもいいのか。
時間しかないけど、だからこそ道端の雑草を眺めたり、
空を見て雲の形で遊んだりもできます。
寄り道は時間のある人の特権だし、まだ自分が何者なのかわからないなら、
寄り道することで、早歩きで通り過ぎてしまう人が見過ごしたことだって
見つけられるかもしれません。
大学院に進むことを決めてからというもの、
就職して働き始めた周りの友人たちと自分の時間の進み方が違うような気がしていて、
取り残されてしまったような気がずっとしていましたが、
寄り道できる間に寄り道しておくのも大事かも、と思えるようになりました。
東京の地理には疎いので、今度は下北沢あたりを探索して
物語の舞台に詳しくなってから読み直したいなあ。